小杉・福野・砺波消防団のあゆみ

いつもありがとうございます。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今回は『小杉・福野・砺波消防団のあゆみ』についてです。

消防制度の確立

明治初期の消防
江戸期には町方火消しをはじめ各地に消防組が存在していたが、廃藩以後、これらは自警的な組織としてうけつがれていた。公的には、明治六年(一八七三)に邏卒(警官)についての通達のなかで、 出火時の邏卒の心得を示したのが、最初の消防に関する通達であった。
当時の小杉新町では、五年に荒町橋詰の森永四郎三郎宅に東京よりポンプの製作者を招き、町から三名を弟子入りさせて、二年がかりで三基の龍頭水ポンプを製作し、役所と東西両町にそれぞれ配置しました。また七年一月には、はじめて梯子登り行事を行い、毎年一月六日に出初め式を行うことが定着したといわれる。(『小杉消防のあゆみと消防組・団員消防歴名簿』)


消防組規則の制定
自警的な消防組のもとで、明治十三年の伏木をはじめとして、明治二十年代には富山・高岡・新湊などでも次第に腕力ポンプを購入するようになっていた。このような動きのなかで小杉町でも、二十六年九月、ドイツ型腕力ポンプの購入にふみ切った。 購入代金は一七五円だったといわれる。
二十七年二月、勅令第十五号をもって消防組規則が制定された。新しい市町村制度が定着するなかで国家がはじめて統一的に消防制度を定めたという点で、画期的なものであった。これには、消防組の設置区域は市町村の区域によることが定められている一方で、組頭などの任免や消防組の指揮の権限は警察署長にあることが明記され、自治組織としては一貫性を欠く位置付けとなっている。これをうけて同年五月県令第三十五号によって、富山県の消防組設置区域と各区域の人員が決められた。
この県令によって、富山県下の各市町に二七の公設消防組が設置された。最大の組は三一九人よりなる富山消防組であり、旧小杉町に置かれた小杉消防組は小杉町一円を所轄し、組頭一人、小頭三人消防手四六人の計五〇人で組織された。この定員数は、泊・東岩瀬・伏木・井波・城端などと同じであった。なお小杉消防組の組頭には中谷与三右衛門、小頭には島木粂吉・八島友次郎が就任した。
三十二年には共進会開催中の富山市で大火があり、さらに翌年には高岡市で大火があったが、応援に駆けつけ小杉消防組は大いに消火活動に貢献したとされる。(出典:小杉町史)

消防組規則の制定
自警的な消防組のもとで、明治十三年の伏木をはじめとして、明治二十年代には富山・高岡・新湊などでも次第に腕力ポンプを購入するようになっていた。このような動きのなかで小杉町でも、二十六年九月、ドイツ型腕力ポンプの購入にふみ切った。 購入代金は一七五円だったといわれる。
二十七年二月、勅令第十五号をもって消防組規則が制定された。新しい市町村制度が定着するなかで国家がはじめて統一的に消防制度を定めたという点で、画期的なものであった。これには、消防組の設置区域は市町村の区域によることが定められている一方で、組頭などの任免や消防組の指揮の権限は警察署長にあることが明記され、自治組織としては一貫性を欠く位置付けとなっている。これをうけて同年五月県令第三十五号によって、富山県の消防組設置区域と各区域の人員が決められた。
この県令によって、富山県下の各市町に二七の公設消防組が設置された。最大の組は三一九人よりなる富山消防組であり、旧小杉町に置かれた小杉消防組は小杉町一円を所轄し、組頭一人、小頭三人消防手四六人の計五〇人で組織された。この定員数は、泊・東岩瀬・伏木・井波・城端などと同じであった。なお小杉消防組の組頭には中谷与三右衛門、小頭には島木粂吉・八島友次郎が就任した。

三十二年には共進会開催中の富山市で大火があり、さらに翌年には高岡市で大火があったが、応援に駆けつけ小杉消防組は大いに消火活動に貢献したとされる。(出典:小杉町史)

結成年

嘉永5年(1852)小杉消防組(出典:小杉消防のあゆみ)

明治元年(1868)安清、森清、江田各消防組
明治9年(1876)福野消防組                                                                                  明治24年(1891)野尻消防組                                                                                                                                                              明治31年(1898)三清消防組(出典:福野消防のあゆみ)                                                                                                                     

明治11年(1878)出町消防組                                                                                                     明治29年(1896)庄下消防組                                                                                                                      天保10年(1839)栴檀野消防組(出典:まといのもとに50年)

メモ(歴史の長い分団は今でも県大会では上位です)

みなさんの地域の分団の歴史はどうですか?

では、またの機会に・・・さっ消防団行ってきます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


上部へスクロール